「楽しく一緒に気分よく」

国際ロータリー第2750地区 東京六本木ロータリー・クラブ The Rotary Club of Tokyo Roppongi

文字サイズ変更



奉仕活動

2017年

青少年奉仕活動 RYLA受講報告『RYLAセミナーを受講して』平成29年10月23日

川上 拓人様

私は、RYLAセミナーへの参加を通して人生の目標を手に入れる事が出来ました。

私は、セミナーに参加するまで漠然とした目標を持っていました。それは、日本社会をより良くしたいという目標です。あまりにも抽象的で何をすればいいか考えることも出来ませんでした。しかし、セミナーで出会った方々と交流していくことで私の気持ちにも変化が現れました。受講生の多くは、自身の目標を持って毎日自分の成長の為に頑張っている方が多かったです。受講生同士が自分の目標について語り合う姿は、凄く良い刺激を受けました。普段、自分の将来像について話す事を恥ずかしく思っていた自分が情けなかったです。そんな素晴らしい人達と関わっていく中で自分に対しての怒りとやる気を感じる事が出来ました。受講生の皆さんと一緒に頑張りたい、皆さんを支えたいと思ったとき私の目標が決まりました。それは、「頑張っている人が損をしない社会を作ること」です。まだまだ、抽象的な目標ではありますが今までより具体的な目標を立てる事が出来たのは、セミナーを通して自分の考えを深め、優秀な人達と一緒に考える機会を得られたからだと思います。

(記:武蔵野大学経済学部経済学科4年 川上 拓人さん)


亀山 瑞季様

今回のRYLAセミナーの参加は、昨年東京六本木ロータリークラブでのRYLAセミナー報告会に出席をさせていただき、「このような魅力的なセミナーに私も参加してみたい。」と、話したことがきっかけで、今回実現しました。(昨年の参加者が母校の後輩だったこともあり、当時は「負けてられない!」という思いもありました。)

当日までの間、ロータリアンや以前受講したライラリアンから、「本当に大変なセミナー」と聞いていたこともあり、不安と期待が入り混じった気持ちで参加しましたが、初日の柳澤寿男先生の基調講演を聞き、「世界規模のリーダーシップ」を目の当たりにして不安はどこかに吹き飛んでいました。

その後、リーダーシップについての多角的な視点から繰り広げられる講演、ワークショップ、グループディスカッションは入念に準備されており、全てのプログラムを通じて学び、考えさせられました。最終日のディスカッションでは、2日間「学び」「考え」たことを「実行」させ、年齢も国籍も自身の背景もまったく違う個性に溢れた40名と共に、答えがないものを考えることは難しく、考えれば考えるほど熱が入り朝方まで討論を繰り広げました。時には、自身が無知で、世間知らずと思わされることもありました。

最終課題で、私たちは「社会的効果」を目的としてのリーダーシップについてチームで納得のいく成果物を仕上げました。このセミナーを振り返って本当に充実した3日間だったと改めて感じます。

今回のセミナーで一番印象に残っていることは、「考え続ける」という事です。今回の素晴らしい出会いで、この人は凄い人だな、と驚嘆する人達は、常に「考え続ける」という共通点がありました。常に頭のエンジンをフル稼動させることは、そう簡単にできることではありませんが、津田久資先生の講義の中で「なぜ」「どうして」が連発したように、これからは常に自分に問いかけ、常に考え続けるようにしていきたいです。

私は現在、職場に後輩がいないためどこか甘えのきく環境下におり、居心地の良ささえも感じていますが、来春は1名の新入社員の入社が決まっており、初めて“先輩”という立場になります。今回、リーダーシップについて広く深く「学び」「考え」リーダーシップの具体的なイメージを描くことができましたので、次は「実践」を行う番です。
また、自身の将来についても改めて考えさせられました。将来「こうなりたい」「こんなことをやりたい」という「夢」で溢れていましたが、いつの間にか毎日を過ごすのが精一杯で、思い描いていた将来へは減速気味でした。今回のセミナーには実際に夢を叶え成功した人、夢の実現に向け邁進している人、キラキラとした彼らの生き様に学ぶ刺激的な場となりました。

今回、素敵なロータリアン、ライラリアンに出会え、素晴らしいセミナーを受講させていただいたことを深く感謝しております。貴重な経験を糧にして、あらためて私の社会人としての生活に活かして参ります。ありがとうございました。

(記:株式会社グレイス 亀山 瑞季さん)

第14回RYLAセミナー 第14回RYLAセミナー
RYLAロゴ

ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)は、ロータリーが実施する若者たちのための研修プログラムで、青少年にリーダーシップ、良き市民、人間としての成長を促すものです。

東京都立六本木高校インターンシップ受け入れ2017年7月27日

浅田屋伊兵衛商店 株式会社 淺田豊久会員

インターンシップの様子1

この度の六本木高等学校生徒さんの「インターンシッププログラム」受け入れ記録を以下にご報告します。

受け入れ日
2017年7月27、28日
生徒数
1名(高橋さん)
受け入れ時間
09時~16時
受け入れポジション
調理場
その他
調理用制服(白衣・帽子・エプロン)等貸与・社食での食事

担当者所見

  • とてもまじめな仕事ぶりでわからない事、気になった事を積極的に質問する
  • 与えられた仕事の効率を考えて作業する姿勢
  • 衛生面にも気にかけておりお客様に召し上がって頂く責任感を持ちながら仕事に取り組んでいる姿勢が感じられた
  • その姿勢は教える側に伝わり色々な作業を体験してもらうことにつながって行った
  • 本人も自分で下処理した食材が目の前でお料理として出来上がる事に達成感を覚えられたのではないかと推測する

総括
進路指導の先生がインターン生が体験している職場に足を運んで本人の頑張る様子を目にする、これは当社としては初めての事であり大変好感が持てました。ロータリーの原点を実地に体験するこのプログラムはインターン生のために行っている事と言いながらロータリアンが逆に教えられた事が多い、と感じました。

(記:淺田豊久会員)

株式会社 森ビルホスピタリティコーポレーション 大橋裕治会員

インターンシップの様子2
インターンシップの様子3

グランドハイアット東京では、2017年8月7日から3日間、東京都立六本木高校より1年生の男子学生1名をお迎えいたしました。

初日は、ハイアットの歴史やグランドハイアット東京のセールスポイント、勤務にあたっての心構えを説明し、最後にホテル館内ツアーを行いました。2日目及び3日目はハウスキーピングにて、客室の清掃や到着前の客室の準備を実施。この体験を通じ、「お客様には見えない業務ですが、常に到着するお客様のことを考えて、お部屋を準備することがいかに大切かを学ぶことができた。」と感想を頂きました。

この経験が社会人としての将来を考えるうえでの第一歩になれば大変嬉しく思います。

(記:大橋裕治会員)

『ミクロネシア短期大学日本語教育支援プロジェクト』報告平成29年6月13日

多くの皆様にご協力を頂きましたミクロネシア短期大学日本語教育支援プロジェクトが終了いたしました。今年の優勝者はミッチェル・ナカソネ君、日本人をルーツにもち、日本語を学び始めて2年目の20歳の学生でした。まだ日本語は十分に話せませんが、何を見ても素直に感動し、礼節をわきまえ、人との交流を積極的に取れる聡明な人柄に、誰もが心を開いて接することが出来ました。麗澤大学のミクロネシア研究ゼミの学生11名が交代でミッチェル君の滞在中のアテンドを行ってくれましたが、世界に目を向けている彼らの交流の様子は、次代を担う若者として実に頼もしいものでした。学生たちと過ごしたミッチェル君が最初に覚えた日本語は「マジ、ヤバイ!」でした。(笑)

互いの人柄や文化を知ることで理解を深め、ミッチェル君は日本が大好きになった、将来は日本の大学でも学びたい、また是非帰って来たいと述べ、麗澤大学の学生達はもっとミクロネシアについて学びたい、関わりたい、世界の中で人の役に立ちたいと述べるなど、日本語学習支援プロジェクトは単に日本語を学ぶ支援のみならず、国際交流、若者の人材育成の一端を担うことが出来ていると自負いたしました。

また彼らがロータリークラブの存在を知り、その活動に深い感謝の意を表してくれたことで私どもの活動に対するモチベーションも一段と高まりました。本プロジェクトの意義を十分果たせたと考えます。

笑顔で日本に到着したミッチェル君はさらに充実した笑顔でポンペイに帰りました。皆様のご協力に感謝申し上げます。引き続き次年度も皆様のご協力をお願いいたします。

■プロジェクト実施内容は以下のとおりです。

  1. ミクロネシア短期大学にて日本語を学んでいる学生対象にコンテスト参加者の募集(申込者8名)
  2. 2017年4月7日:ミクロネシア短期大学にてスピーチコンテストの様子を録画
  3. 2017年4月17日:例会にて動画再生によるコンテスト実施(会員による投票にて順位決定)
  4. ミクロネシア短期大学にて表彰式(在ミクロネシア日本大使も列席)
    ミクロネシア日本大使館にてパーティ
  5. 2017年5月22日~28日優勝者(ミッチェル・ナカソネ君)来日、会員提供宿舎に滞在
  6. 5月22日
    会員成田空港に出迎え、例会に出席
    滞在中のアテンド支援を行う麗澤大学ミクロネシア研究ゼミ学生2名も例会に参加。
    5月23日
    3D映画鑑賞(アテンド麗澤大学学生2名)
    5月24日
    はとバスにて東京都内観光(アテンド麗澤大学学生3名)
    5月25日
    大学訪問、明治神宮、秋葉原等訪れ、日本文化に触れる
    (アテンド麗澤大学学生3名)
    5月26日
    東京ディズニーリゾート(アテンド麗澤大学学生3名)
    5月27日
    送別会(会員5名、麗澤大学ミクロネシア研究ゼミ教授、学生6名参加)
    5月28日
    成田空港まで会員見送り

■麗澤大学学生からの感想文をご紹介します。

5月22日(月)ミッチェル君アテンド感想文

この日はロータリークラブのご厚意で定例会にお誘い頂き、グランドハイアット東京に参りました。2つ下の後輩と上を見上げながら、初めて踏み入れる高級ホテルに驚いていました。会長がお話になった、日本人学生に関するお話が印象に残っています。何よりも海外の学生と競争ではなく、協調し、世界を良くしていくためには、自らがその一員であるといった自覚を持つことが大切だとお話を拝聴して感じました。また出口さんから教養に関するお話を拝聴しました。教養を養うために、「人から学ぶ」といったお話がありました。大学で成瀬先生や仲間に出会い、そのご縁でロータリークラブの方々や、ミチェル君にお会いすることができた幸せを再認識しました。人に会うのも本を読むのと同じで、量が全てではないと考えています。そのためにも人生で出会うことができる限られた人達のお話しに耳を傾け、学ぶ姿勢をつねに心にとめておきたいです。教養とは“学ぶ姿勢”だと考えていますが、まさにお話を拝聴してそれを実践したいと思います。

定例会後はミチェル君と一緒に展望台に上りました。東京タワーやスカイツリー、発展した東京の様子をみて驚く彼の感性にとてつもなく「彼と親友になりたい。」と感じました。ホテルまでのタクシー内で彼は「自分のルーツを常に意識し、日本をより肌で感じるために日本に来た。」と教えてくれました。夕方にはホテル近くの神社に二人で行き、おみくじや、手水、参拝などを体験しました。自分という存在を通じて、彼に日本について知ってもらう事ができ心から嬉しかったです。学びと発見に溢れる素敵な一日になりました。ありがとうございました。

(記:大垣直哉)

5月24日(水)ミッチェル君アテンド感想文

この日はミチェル君とはとバスツアーで東京タワーや日本庭園、浅草等を見学しました。東京タワーの展望台から見た景色に驚く彼の様子と、ガラスの床に怖がりながら足を踏み入れていた姿が印象に残っています。続く日本庭園では茶道を見学しましたが、ポンペイ島の伝統儀式サカオと非常に似通っていることに驚いた様子でした。日本庭園では心が落ち着き、一日の中で一番良かったと言っていました。ツアー終了後は秋葉原でプリクラを撮ったり、秋葉原をふらっと散歩したりしました。帰りは22:00くらいになってしまいましたが、最後に二人で自分達が発見したこと、両国への想いを語りながら東京の夜景を歩いたことはとても楽しかったです。三菱地所ビルの所で、野生のアライグマを見つけて二人で興奮したりもしました。全てが充実した一日になりました。僕はミクロネシア留学中に多くのミクロネシア人にお世話になり、いつしか彼らが日本に来たときは同じようにおもてなしをしたいといつも感じていました。今回のアテンドではその恩返しが少しできたと思いますし、この交流の輪が両国の間で更に広がることを心から祈っています。そして何よりも数多くある大学の中から麗澤大学を選んでくださり、人生の中で新たな素晴らしい友人を得る事でできたこの機会を下さったロータリークラブの皆様に心から感謝しています。お陰様で素敵な想い出をつくることができました。ありがとうございました。

(記:大垣直哉)

国際交流

(記:今村副委員長)

青少年奉仕活動『西町インターナショナルスクールインターンシップ受入れ』平成29年5月24日

5月24日水曜日に西町インターナショナルスクール9年生の女性4名に対しインターンシップを開催いたしました。
今回は角山会長のアンダーソン・毛利・友常法律事務所さまと山中会員のハリウッドさまにご協力いただきました。たった1日ではありましたが中身の濃い、充実した職業体験であったと思っております。
この度お力添えいただきました角山会長、山中会員にこの場をお借りしまして感謝申し上げます。ありがとうございました。

(記:青少年奉仕委員長 三田)

アンダーソン・毛利・友常法律事務所 角山一俊会員

インターンシップの様子1

2017年5月24日(水)、国際奉仕事業としての、西町インターナショナルからの生徒さんのMs. Saki Kida さんとMs. Cyurina Gabeのお二人を、私どものアンダーソン・毛利・友常法律事務所でお迎えし、法律事務所での業務とはどのようなものであるか、一日経験して戴きました。

まず、業務一般について、私からご説明した後、事務所全体を見学して戴いた後、若手弁護士、外国の弁護士、スタッフ等との懇談を通じて、その仕事の様子を疑似体験してもらいました。更に、ランチのあと、裁判所にお連れし、お二人とも初体験となる、実際の裁判の見学をしてもらいましたが、傍聴した事件が、かなり深刻な内容の刑事事件でしたので、お二人とも真剣そのもの様子で、見学していました。

インターンシップの一日は、あっという間に終了しましたが、お二人とも法律業務にご興味があるとのことでしたので、法律業務とはどのようなものであるかを理解するのに、少しでもお役に立てたのではないかと思います。

(記:角山会員)

ハリウッド美容専門学校 山中祥弘会員

インターンシップの様子2

5月24日エミリーさん、ミアさんが職業体験にいらしてくださいました。とっても明るくてかわいいお二人でした。

10時より学校の見学。この日は台湾から研修生がいらしていて、ジェルネイルでピーコックのデザインを作成していましたが、中国語でコミュニケーンをお互いに取っていました。次にいったエステルームでは、フェイシャルの実習中。

新しい機械のアタッチメントや痩身のジェル超音波のしくみを興味深くみてから、教室にもどり、ネイルの塗り方と基本を学び、マスターチップを作成。クリスマスヴァージョンやナイトタウン。きらきらとして感性豊かな作品をいくつかつくりとても素敵!

午後は、メイアンドジェニー美容室で職業体験。準備やお掃除をしてから、荷物の整理など手伝っていただきます。その後、3月16日新しくリニューアルオープンした2Fのエステルームに移動しました。ここでは、ネイルを実体験していただきました。自分で塗るネイルと人にやってあげる技術の違いを実感。ミアさんは、赤、ブルー、白、黄と、それぞれ異なる爪でとてもキュートに。一方エミリーさんは薄い紫とベージュでシックにしあげていました。美容サロンでのお掃除や奥のエステルームのかたずけ、店販品のチェックなどをして終了。大満足していただき、こちらもとてもうれしい1日でした。

(記:山中会員)



▲ PAGE TOP