「楽しく一緒に気分よく」

国際ロータリー第2750地区 東京六本木ロータリー・クラブ The Rotary Club of Tokyo Roppongi

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会長挨拶

会長挨拶

会長メッセージ

3年間コロナ感染に振り回され、新たにwithコロナの段階に移る大きな転換と、六本木ロータリークラブ創立20周年という記念すべき節目につながる大事な年度になります。何といっても六本木ロータリークラブの一番のすばらしさは、その居心地のよさにあります。当クラブは素晴らしい方々が歴代会長をお努めになり、しっかり根付いた風土があります。すなわち、品のよい雰囲気を保ちつつ、新しい仲間を暖かく受け入れるオープンさを兼ね備えた居心地のよい風土です。会員の構成が、男女、年齢、職業、経験など多様性に富み、明るいインクルーシブな雰囲気に溢れています。今年度の副会長3名は全員女性会員です。執行部が率先してジェンダーダイバーシティを進めて参ります。この風土を大切にし、会員の負担にならないように身の丈に合った活動を心がけて、クラブ運営に臨んで参ります。

今年度のクラブ活動テーマは「楽しく一緒に気分よく」といたしました。メンバーでいることがよい気分、例会参加がよい気分、イベント参加がよい気分、ニコニコボックス協力がよい気分、奉仕活動がよい気分、とメンバーと一緒に過ごすことを通じ仲間意識が強まり気分がよくなるクラブになるようにしたいとの思いを込めました。例会やイベントへの参加が義務感からではなく、仲間と会いたい、話したいなと思えるようなクラブに。会員ひとり一人が、六本木ロータリークラブが、気分のよい素晴らしいクラブなので是非親しい人に入ってもらいたいという思いで自発的に動くことにより、新しく仲間に加わってくれる人も増えると思います。素晴らしい雰囲気が更に強まれば、休会や退会する人を減らすことにもつながるはずです。

今年度のゴードンR. マッキナリーRI 会長の活動テーマは「世界に希望を生み出そう」です。会長は継続の重要性に触れています。継続とは、以前のリーダーたちのよいアイデアを前進させることを意味します、と。また、第2750地区の宮崎陽市朗ガバナーは「行動しなけりゃ意味ないね」を地区テーマに掲げ、持続可能な良い変化をもたらす行動を奨励しています。

歴代の会長と会員の皆さんが築いて来られた素晴らしい伝統を継続し、会員同士の交流がもっと深まるように、会合の運営を工夫し、新たな企画を考え、20周年には会員数60名が実現するようしっかり実行していく所存です。足元をしっかり見据え、小篠会長エレクトと連携し20周年に向けた準備の年にしたいと思います。

皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2023-24年度東京六本木ロータリークラブ会長 鳥居 正男

2023-2024年度 国際ロータリーのテーマ

世界に希望を生み出そう

ゴードン R. マッキナリー国際ロータリー会長エレクト プロフィール

国際ロータリー会長プロフィール

2023-24年度国際ロータリー会長
ゴードン R. マッキナリー氏
スコットランド、サウスクイーンズフェリー・ロータリークラブ会員

ダンディー大学を卒業(口腔外科)し、エディンバラで歯科医院を開業。英国小児歯科学協会の元会長のほか、学術分野で数々の役職を歴任。長老派教会の元長老、クイーンズフェリー教区元理事長、教会総会元役員。

1984年にロータリークラブに入会。グレートブリテンおよびアイルランドの国際ロータリー(RIBI)の会長と副会長、国際ロータリーの理事と各種委員会の委員長を歴任。現在は2022年ヒューストン国際大会委員会のアドバイザーおよび運営審査委委員会の副委員長。

妻のヘザーさんとともにメジャードナーおよびベネファクターとしてロータリー財団を支援し、遺贈友の会の会員でもあります。

2023-24年度会長テーマ「世界に希望を生み出そう」

「私たちの目標は、破壊的な紛争から世界が立ち直れるように、希望を取り戻すことです。そうすれば、私たち自身のために持続可能な変化をもたらすことが可能となります」。

タイで出会った一人の女性の話を紹介しました。そこでは、2004年末に南アジアを襲った津波の後で、ロータリー会員が家屋や集会場、保育・医療施設の建設にあたっていました。津波で夫、娘、息子を失くし、生計手段も失ったというその女性は、マッキナリー氏にある物をプレゼントしました。それは、美しい貝殻でした。

「彼女は、ロータリーのおかげで前向きな気持ちを取り戻すことができたと話していました。私たちは彼女に希望を与えたのです」「これこそ、ロータリーが世界にもたらしている変化です。この変化が、一つずつ希望を取り戻し、新たな希望を生み出しています」

平和の推進

世界に希望を生み出す重要な方法となるのは、平和に重点的に取り組むことだ、過去1年間、ロシア軍による侵攻を受けたウクライナの人びとを支援するためにロータリー会員が行動してきたことに言及しました。ロータリーが人道的支援に力を入れたことで、ウクライナでのロータリー会員数は増えています。しかし、ウクライナだけでなく、イエメン、アフガニスタン、シリアをはじめ世界の多くの地域で平和が実現しない限り、本当の安らぎはないと指摘しました。

「平和とは、希望が根づくための土壌です」

継続の力についても強調し、過去のリーダーの取り組みを継続するよう会員に呼びかけました。自身も、シェカール・メータ2021-22年度会長が立ち上げた「女児のエンパワメント」イニシアチブを継続し、ロータリー全体で多様性、公平さ、インクルージョンを強調し続けていくことを約束しました。また、ポリオ根絶への継続的な取り組みの重要性を物語る最近の一連の出来事にも触れました。過去1年間、世界各地でポリオ症例が再発しており、ロータリー会員がポリオ根絶活動をリードすることが今まで以上に重要となっています。

このため、ロータリーが毎年5,000万ドル以上を集め、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの2倍額の上乗せ資金を確保しなければならないとマッキナリー氏は話しました。現在、ポリオ根絶に寄付している会員は約12人に1人に過ぎず、毎年寄付しているクラブも5分の1を下回っています。

マッキナリー氏は、「ポリオのない世界」というロータリーのビジョンを実現するために、クラブの中に新たな緊急感を生み出すよう地区ガバナーエレクトの協力を求めました。「各年度に何をすべきかではなく、それを超えて考えるべき時が来ています。できるだけ早く実現するために必要なあらゆるリソースを、私たちが提供していかなければなりません」

メンタルヘルスへの取り組み

マッキナリー氏はさらに、新型コロナウイルスの世界的流行によって深刻化しているメンタルヘルスの問題の影響を受けている人たちに、ロータリー会員が希望を与えるべきだと述べました。多くの人が家族を失い、社会的つながりを断たれ、特に若い人たちの教育や育成が妨げられています。その結果、世界でメンタルヘルスの問題に直面する人が増えています。しかし、助けを求めることは弱さの現れであると考えられることが少なくありません。

「真実から目をそむけることはできない」とマッキナリー氏。「助けを求めることは勇気ある行動です。健康と幸せにいたる道を求めることは、さらに勇気が要ることです」

ロータリーはメンタルヘルスサービスの改善に取り組んでいくとマッキナリー氏は続け、ロータリーは会員と奉仕を受ける人の両方を支える組織として知られるべきだと述べました。「メンタルヘルスの専門家なら誰もが口をそろえてこう言うでしょう。ほかの人を助けることで、本質的に自分自身が助けられるのだ、と」

講演の最後には、継続と革新の理想的なバランスについて述べました。「ロータリーは、平和、機会、生きる価値ある未来の土台を築いています。私たちが得意とすることを継続すると同時に、変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができます」

2023-24年度国際ロータリー会長 ゴードン R. マッキナリー

世界に希望を生み出そう

  • ロータリーのビジョン:
    私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。
  • 人びとをつなぐ
  • 行動する


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