会長挨拶
会長挨拶
初の女性RI会長のジェニファーE・ジョーンズ氏の2022-23年度の活動テーマは「イマジン ロータリー」夢をかなえたロータリーを想像して!です。ビジョンは「私達ロータリアンが、世界で、地域社会で、そして自分自身のなかで持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界」であり、その実現のために「ロータリーの力とつながりを生かそう」と呼び掛けています。このビジョンを真に実現の為に、先ず私達のすべきことは、会員を増強し活動の基盤を整える必要があり、ロータリーの素晴らしさを私達が外の人に伝える必要がある。つまり、私達の例会での経験が各会員にとって愛すべき経験となっていることが基本であり、それは「快適さ」とお互いの「配慮」から生まれる。と、わかりやすく説いています。
それを受けて第2750地区の富澤為一ガバナーは地区のテーマを「ロータリーを広げよう!」“ロータリーの心を広げよう”としました。目標は、2024年までに地区会員数を5000名」にする。 女性会員と若い世代(40歳未満)の増強、ロータリー財団と米山奨学会での具体的目標数値も定めました。
東京六本木ロータリークラブでは以上のことをふまえ、また、当クラブの歴代会長が大切にしてこられたことに学び、2022-23年度の活動テーマを「楽しもうロータリー!ファインコミュニケーションで」としました。ファインコミュニケーションは「会員やまわりの人たちとの対話を大切にしよう」、という気持ちを込めて探した言葉です。ひとり一人の会員が、ファインな気持ちや状態でいられるように、配慮のある対話を重ねることでお互いの思いを知ることから活動の方法を探していくことを基本にしたいと考えています。
まだしばらくはwithコロナの状況は続きそうですが、過去2年間に培った「私たちの新しいやり方」を参考にしながら、ロータリーの存在意義である「親睦」と「奉仕」の活動を皆さまとご一緒にコロナ前の活発な状態に戻しつつ進化させていきたいと考えます。
2024年には私達のクラブは20周年を迎えます。20周年までに会員数を60名に、という目標も引き継いでいます。私たちがファインな気持ちで楽しそうに例会に参加し、親睦を深め、積極的に奉仕活動を行っている姿をイメージしながら今年度も皆さまとご一緒に六本木ロータリーらしい経験を重ねていきたいです。そして外の人たちに私達の経験を伝え、新しい仲間を3名以上増やしていきたいです。会員増強が最も東京六本木ローラリークラブに必要なことです。どうぞ、皆様のご協力を心からお願い申し上げます。
2022-23年度東京六本木ロータリークラブ会長 今村 道子
2022-2023年度 国際ロータリーのテーマ
「イマジン ロータリー」夢をかなえたロータリーを想像して!
ジェニファー E. ジョーンズ国際ロータリー会長 プロフィール
ジェニファー E. ジョーンズ
2022-23年度 国際ロータリー会長
Windsor-Roselandロータリークラブ
カナダ、オンタリオ州
ウィンザーにあるMedia Street Productions Inc.の創業者兼社長。ウィンザー大学の理事長、ウィンザー・エセックス地域商工会議所の会頭を務めたほか、その奉仕活動が称えられ、YMCA Peace Medallion、Queen's Diamond Jubilee Medalを受勲し、カナダ人初のウェイン州立大学Pecemaker of the Year Awardを受賞しました。また、法学の博士号(LL.D.)を有しています。
女性初の会長に選出されるにあたり、ジョーンズ氏はロータリーの「多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)に関する声明」の重要性を理解しています。「多様性、公平さ、インクルージョンを最優先し、女性会員や40歳未満の会員を増やすには、まずリーダー陣がこれを実践し、そのメンバー構成に反映させていく必要があります」とジョーンズ氏。「どちらの目標でも2桁の成長を目指し、決してロータリーファミリー全体を見失わないようにします」
ジョーンズ氏は1997年にロータリーに入会し、RI副会長、理事、研修リーダー、委員会委員長、モデレーター、地区ガバナーを歴任しました。また、ロータリー強化諮問グループ委員長を務め、ロータリーのブランド活性化の取り組みでリーダー的役割を担いました。現在は、ポリオ根絶活動のために1億5000万ドルのファンドレイジングを目指す、「End Polio Now:歴史をつくるカウントダウンキャンペーン委員会」の共同委員長を務めています。2020年には、新型コロナウイルス対応のためのファンドレイジングを目的とした「#ロータリーによる対応」(#Rotary Respondes)のテレソン(Telethon)を先導。このイベントは65,000人以上が視聴しました。
ジョーンズ氏は超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状を受賞しているほか、夫のニック・クラヤシッチさんと共に、アーチ・クランフ・ソサエティ、ポール・ハリス・ソサエティ、ロータリー財団遺贈友の会の会員となっています。
会長イニシアチブ
多様性は、ロータリーの長年にわたる中核的価値観の一つであり、最大の強みです。ジョーンズ会長は、ロータリーの文化が多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)を体現していくには、多くのことを行う必要があると理解しています。DEIタスクフォースからのフィードバックと指針の下、ロータリーはDEIへのコミットメントを強化し、ロータリーに関わる人たち全員の貢献を大切にし、公平さを助長し、人びとをより温かく迎えるインクルーシブな文化を創り出すことを目指しています。
2022-23年度、ロータリーが人びとを温かく迎え入れ、よりインクルーシブなコミュニティとなれるよう、私たち一人ひとりが以下を行うことをジョーンズ会長は奨励しています:
- 1.ロータリーにおけるDEIについてより良く理解する(定義の理解、および互いの違いを尊重し、大切にすることを含む)。
- 2.DEIがなぜクラブや地域社会にとって大切なのか、また、DEIの原則を取り入れることがいかにクラブの成長と強化につながるかを理解する。
- 3.DEIに対する認識を高める(地域社会を反映した、クラブのDEI委員会の創設を含む)。
- 4.クラブや地域社会でDEIに基づいて行動を起こす(例:DEIについて知識を深め、より効果的な推進者となれるよう、地域社会におけるさまざまなグループについて知る)。
詳しくは、「DEIについて考える」の資料をご覧ください。
2022-23年度国際ロータリー会長 ジェニファー E. ジョーンズ
- ロータリーのビジョン:
私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。 - 人びとをつなぐ
- 行動する